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症例

症例2 菰野町 肩こりからくる歯茎の痛み

2018年9月8日

患者   男性 40代 菰野町在住

来院   2018年 7月

症状
数日前からよく原因はわからないが、左下の顎あたりの歯茎が痛くなる。虫歯はないとのこと。

同時に左の首から肩にかけて痛みがある。

夜に仕事の食事会があるので、何とかしてほしいと来院。

施術内容と経過
話をよく聞くと、以前から肩こりはよくあった。ときおり頭痛が出るほどつらい時もあったとのこと。

顎や歯茎が痛い場合は、いろいろ原因が考えられる。 肩こりがひどくなると頭痛が起きるようのと同じように、肩こりから顎や歯茎にも痛みが出たと考えた。

詳しくみていくと、本人は肩こりと言っていたが、首の付け根に緊張部分がみられた。 また、首の回旋動作でも痛みが出た。

まず、ここを緩めるため、背中のツボと足に鍼をすると、歯茎の痛みと首の緊張が緩和された。 まだ、首を動かすと痛みが少し残っていたために、手や腕のツボに鍼をしていくと、 動きもスムーズになり楽になったとのこと。

後日連絡をして症状を聞くと、治療した後の食事会では、顎の痛みは全く気にならなかったとのことだった。

肩こりは少し残っているのと、腰も痛いからまたみて欲しいとのことで、再来院予定である。

使用した主なツボ
T4(3)L 僕参L 養老L 後谿L 曲池L 外谷L

まとめ
長年の首や肩の緊張が、二次的に顎や歯茎に痛みを起こしていた症状である。

今回は、一次的な肩こりを緩和することができたため良い結果になった。

慢性の症状が、二次的に他の場所に派生して痛みを起こすのはよくあるので、 できれば早め早めに受診していただきたい。

  結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

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