《定休日:日曜日》 4月臨時休診なし 《受付》月~金9:00~19:00/土曜9:00~17:00

ブログ

膝の半月板損傷でお困りのあなたへ

2019年11月10日

こんにちは、「あすなろ鍼灸院」院長の 三林誠です。

あなたは病院で「半月板損傷」と診断されて、お困りでしょうか? また、手術を勧められているのでしょうか?

膝の半月板損傷は、手術しなくても良くなる可能性が十分にあります!

手術しないで治したいとお考えでしたら、読み進めて下さい。

もしかしたら、あなたの膝痛の解決につながるかも知れません。

半月板とは?

半月板は足を構成する大腿骨と脛骨のあいだにある C 型をした軟骨様で出来ており内側と外側にそれぞれ1枚ずつあります。

半月板は関節にかかる体重を分散させるクッションの役割と、関節の位置を安定させる働きがあります。

半月板の損傷は激しいスポーツや老化などによって起こると言われています。

切れた半月板が関節に引っかかり、激痛を伴って動かせなくなる「ロッキング」という症状が起こることもあります。

一般的には半月板が損傷すると手術を勧められますが、半月板には軟骨にかかるストレスを減らす重要な役割があるため、現在は残すことの方が重要だとされています。  

なぜ半月板損傷するの?

ではなぜ半月板が損傷するのでしょうか?

半月板が損傷するということは原因があるはずです。半月板だけに原因があるのでしょうか?  

人間の体は実に複雑にできています。 人の体は部分的に動いてるわけではなく、体が全体として動いてそれぞれに複雑に影響し合っています。

半月板が損傷したということは、半月板だけが異常を起こしたのではなく、半月板に対して悪い影響を起こした原因があるのです。

つまり、半月板に対して影響を起こしている原因を取り除けば、半月板の損傷は緩和されるのです。

半月板に影響を起こしているのは?

半月板に対して強く影響を起こしているのは、股関節周りの筋肉や足首の動き、そして膝周りの筋肉です。

特に股関節の筋肉の動きが悪くなると、足全体の動きも悪くなります。

足全体で体重を支えているので、動きが悪い部分が出てくると他の膝や足首で体重を支えなければいけません。

股関節に比べれば膝の関節は小さく動きも単純なので、負担に耐えきれません。

その結果、半月板が損傷されていくのです。 

ですので、半月板が損傷した原因は、半月板にないのがほとんどです。 車など機械であれば老朽化や損傷した部分を交換修理すれば問題はないでしょう。

しかし、人間は機械ではありません。 その損傷した部分だけを交換修理したからといって、その他の体の不具合が改善したわけではありませんから、また膝に負担がかかってしまいます。  膝の負担を減らすためには、股関節、膝周り、足首の調整をすることによって改善されていきます。

70代以降のお年寄りは半数以上が半月板が損傷していると言われています。

しかし、痛みのないお年寄りがいるのも事実です。

このことからも、身体全体、特に下半身のバランスを整えることで膝痛や半月板損傷を防ぐことができると考えます。

正しい治療をしてあげれば、膝痛は改善されます。

半月板損傷で膝が痛い方は、

  • 腰やお尻の骨盤や股関節
  • 足首
  • 膝周りの筋肉

主にこの3つの動きが悪いために、膝に対して負担が掛かっている状態です。

これを改善するために、骨盤と股関節の筋肉のバランスを調整することで、膝への負担を減らしていきます。

また、足首の不安定さを調整を行うことで、柔軟に体重を受け止めらる土台を作ることができ、膝への負担を減らすことができます。

骨盤や股関節、足首の動きが悪くなると、膝への負担が大きくなるために、膝周りの筋肉のバランスが大きく崩れていきます。その結果半月板損傷も起こります。

膝への負担が軽くなってくると、膝周りの筋肉も整ってきますので変形も自然と改善されていきます。

このように、骨盤、股関節、足首のバランス調整を行った上で膝周囲の筋肉の動きを整えれば、あなたの膝の痛みや変形も緩和へ向かっていきます。

-ブログ